==================== "contrib" パッケージ ==================== :revision-up-to: 17812 (1.4) Django は Python の `"batteries included" 哲学`_ を目指しています。 Django には Web 開発における課題を解くための様々な外部オプションツールがついてきま す。 これらのコードは Django 配布物中の ``django/contrib`` にあります。このドキュ メントでは、 ``contrib`` 下のパッケージをざっと解説し、パッケージを利用する ときに必要な依存関係について説明します。 .. admonition:: Note これらのアドオンの大半、特にモデルやテンプレートタグの定義が入っている アドオンを使うには、パッケージ名 (例えば ``'django.contrib.admin'``) を :setting:`INSTALLED_APPS` 設定に追加して、 ``manage.py syncdb`` を 再度実行する必要があります。 .. _`"batteries included" 哲学`: http://python.jp/doc/release/tutorial/stdlib.html#batteries-included .. toctree:: :maxdepth: 1 admin/index auth comments/index contenttypes csrf databrowse flatpages formtools/index gis/index humanize localflavor markup messages redirects sitemaps sites staticfiles syndication webdesign admin ===== Django の自動化管理インタフェースです。詳しくは :doc:`チュートリアルその 2 ` と :doc:`admin のドキュメント ` を参照してください。 auth_ および contenttypes_ パッケージをインストールしておく必要があります。 auth ==== Django の認証フレームワークです。詳しくは :doc:`/topics/auth` を参照して下さ い。 comments ======== .. A simple yet flexible comments system. See :doc:`/ref/contrib/comments/index`. シンプルかつ柔軟なコメントシステムです。 :doc:`/ref/contrib/comments/index` を参照してください。 contenttypes ============ コンテンツの「タイプ」をフックしするための軽量フレームワークです。 コンテンツタイプは、インストールされている Django の個々のモデルを指します。 :doc:`contenttypes のドキュメント ` を参照してください。 csrf ==== クロスサイトリクエストフォージェリ (Cross Site Request Forgeries) を阻止す るためのミドルウェアです。 :doc:`csrf のドキュメント ` を参照してください。 flatpages ========= 「フラット (flat) な」 HTML コンテンツをデータベースで扱うためのフレームワー クです。 :doc:`flatpages のドキュメント ` を参照してください。 sites_ パッケージもインストールしておく必要があります。 formtools ========= Django の新しいフォーム (django.forms) に対する高水準の抽象化インタフェー スです。 django.contrib.formtools.preview -------------------------------- 「 HTML フォームを表示し、必ずプレビューを行ってからフォームデータを提出す る」というワークフローを抽象化したものです。 :doc:`フォームプレビューのドキュメント ` を参照してください。 django.contrib.formtools.wizard ------------------------------- フォームを複数の Web ページにわたるように分割します。 :doc:`フォームウィザードのドキュメント ` を参照してください。 gis ==== .. A world-class geospatial framework built on top of Django, that enables storage, manipulation and display of spatial data. 空間情報の保存、操作、表示を実現する、Django の上に構築された世界クラスの 地理空間情報フレームワークです。 .. See the :doc:`/ref/contrib/gis/index` documentation for more. 詳細については :doc:`/ref/contrib/gis/index` のドキュメントを参照してください。 humanize ======== データに「人間くささ (human touch)」を与えるための Django テンプレートフィ ルタです。 :doc:`humanize のドキュメント ` を参照してください。 localflavor =========== 特定の国や文化でのみ有用な Django の短いコード (snippet) を集めたものです。 例えば、 ``django.contrib.localflavor.us.forms`` には、米国の郵便番号 (U.S. zip code) を検証するための ``USZipCodeField`` が入っています。 :doc:`localflavor のドキュメント ` を参照してくだ さい。 markup ====== .. A collection of template filters that implement common markup languages 一般的なマークアップ言語を実装したテンプレートフィルタのコレクションです。 .. See the :doc:`markup documentation `. :doc:`markup のドキュメント ` を参照してください。 messages ======== .. versionchanged:: 1.2 messages フレームワークが追加されました。 .. A framework for storing and retrieving temporary cookie- or session-based messages クッキーまたはセッションベースの、一時的なメッセージを格納・取得する フレームワークです。 .. See the :doc:`messages documentation `. :doc:`messages のドキュメント ` を参照してください。 redirects ========= リダイレクトを管理するためのフレームワークです。 :doc:`redirects のドキュメント ` を参照してください。 sessions ======== セッション管理のためのフレームワークです。 :doc:`セッションのドキュメント ` を参照してください。 sites ===== 一つのデータベースと Django を使って複数のウェブサイトを操作できるようにす るための軽量フレームワークです。このフレームワークを使うと、オブジェクトを 特定の (一つまたは複数の) サイトに関連づけできます。 :doc:`sites のドキュメント ` を参照してください。 sitemaps ======== Google サイトマップ XML ファイルを生成するためのフレームワークです。 :doc:`sitemaps のドキュメント ` を参照してください。 syndication =========== RSS および Atom 形式の配信フィード (syndication feed) をごく簡単に生成する ためのフレームワークです。 :doc:`配信フィードフレームワークのドキュメント ` を参照してください。 webdesign ========= Web の *開発者* ではなく *デザイナ* のためのヘルパやユーティリティです。 :doc:`webdesign のドキュメント ` を参照してください。 その他のアドオン ================= ``contrib`` に入れたらよいと思う機能について何かアイデアがあるなら、是非教 えて下さい! コードを書いて、 `django-users mailing list`_ に送って下さい。 .. _django-users mailing list: http://groups.google.com/group/django-users