.. _ref-files-storage: ファイルストレージ API ========================== :revision-up-to: 11321 (1.1) ``Storage.exists(name)`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ``name`` に指定した名前のファイルが存在する場合に ``True`` を返します。 ``Storage.path(name)`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ローカルファイルシステム上のパスです。このパスは、 Python 標準の ``open()`` で開けます。ストレージシステムにローカルファイルシステム経由でアクセスでき ない場合、この関数は ``NotImplementedError`` を送出します。 ``Storage.size(name)`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 名前が ``name`` のファイルのサイズをバイト単位で返します。 ``Storage.url(name)`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 名前が ``name`` のファイルのコンテンツにアクセスするための URL を返します。 ``Storage.open(name, mode='rb')`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 名前が ``name`` のファイルを開きます。このメソッドが返すオブジェクトは必ず ``File`` クラスまたはサブクラスであると保証されていますが、リモートのファイ ルストレージにアクセスするサブクラスの場合、読み書きが極めて遅くなるかもし れないので注意してください。 ``Storage.save(name, content)`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ストレージシステムを使って ``name`` に指定した名前の新たなファイルを保存し ます。 ``name`` と同じ名前のファイルがすでに存在する場合、ストレージシステ ムはファイル名を変更して、一意な名前に付け変えます。実際に作成されたファイ ルの名前を返します。 ``content`` 引数は、 :class:`django.db.files.File` クラスかサブクラスの インスタンスでなければなりません。 ``Storage.delete(name)`` ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 名前が ``name`` のファイルを削除します。ファイルが存在しなくても、例外を送 出しません。