revision-up-to: | 17812 (1.4) |
---|
Gunicorn (Green Unicorn) は UNIX 向けのピュア Python 製 WSGI サーバです。他の ライブラリへの依存関係がなく、簡単にインストールして使うことができます。
Gunicorn で Django を使う方法は 2 通りあります。 1 つは Gunicorn に Django を 単なる 1 つの WSGI アプリケーションとして扱わせる方法です。もう 1 つは Gunicorn に特別に用意された Django インテグレーション機能 を使う方法です。
Gunicorn のインストールは sudo pip install gunicorn
だけで済みます。もっと
詳しいことが知りたければ Gunicorn ドキュメント を参照してください。
Gunicorn をインストールすると、 gunicorn
コマンドで Gunicorn のサーバプロ
セスを起動できるようになります。もっともシンプルな方法では、 Gunicorn は WSGI
アプリケーションオブジェクトの場所を指定するだけで起動できます:
gunicorn [OPTIONS] APP_MODULE
ここで APP_MODULE
は モジュール名:変数名
というパターンになります。モ
ジュール名はドット区切りのフルパスでなければなりません。変数名はモジュールの中
で探されるべき WSGI 呼び出し可能オブジェクトを指します。
典型的な Django プロジェクトでは、 Gunicorn の起動は次のようになります:
gunicorn myproject.wsgi:application
(このためにはプロジェクトが Python パス上にあることが必要です。それを確実にす
るもっとも簡単な方法は、 manage.py
ファイルがあるのと同じディレクトリでこ
のコマンドを実行することです。)
Gunicorn に組み込まれた Django インテグレーション機能を使うには、まず
"gunicorn"
を INSTALLED_APPS
に追加します。そして python
manage.py run_gunicorn
を実行します。
この方法は Django 向けの素敵な特徴を提供します:
--adminmedia
オプションが使えます。
これは runserver の動作をまねします。Gunicorn の デプロイドキュメント を読むと、 Gunicorn サーバを起動し、維持す るためのさらなるヒントが得られます。
Oct 26, 2017