インストールガイド

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Django を動かすには、まずインストールせねばなりません。ここでは、 Django を 学んでみるにあたって必要な、簡単で最小限のインストール方法を示します。 色々なインストール方法をカバーしている 詳細なインストールガイド も用意してあります。

Python のインストール

Django は Python の Web フレームワークなので Python が必要です。 Django は バージョン 2.5 から 2.7 までの Python で動作します (Python 3.0 には以前のバー ジョンと互換性のない変更が加わっているので、 Django は現在のところ Python 3.0 で動作しません。サポートされている Python のバージョンと、 3.0 への移行 に関する情報は FAQ を参照してください)。 Python 2.5 から は、 SQLite という軽量なデータベースが付属していて、すぐにデータベースの セットアップをすることなく開発できます。

http://www.python.org から Python を取ってきましょう。 Linux や Mac OSX を 動かしているのなら、おそらくインストール済みのはずです。

Jython で Django を動かす

Jython (Java プラットフォームで動く Python 実装) を使っているなら、他 にもいくつかステップを踏む必要があります。詳しくは Jython 上で Django を動かす を参照してください。

インストールされている Python のバージョンを調べるには、シェル上で python と入力します。出力は以下のようになるでしょう:

Python 2.5.1 (r251:54863, Jan 17 2008, 19:35:17)
[GCC 4.0.1 (Apple Inc. build 5465)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>

データベースをセットアップする

バージョン 2.5 以降の Python をインストールしていれば、この節は読み飛ばして もかまいません。

バージョン 2.5 よりも前の Python を使っているか、 PostgreSQL や MySQL, Oracle といった、SQLite 以外の「大掛かりな」データベースエンジンを扱いたけ れば、 データベースのインストールに関する情報 を参照してください。

旧バージョンの Django の除去

以前のバージョンからアップグレードする形で Django をインストールする場合、 新しいバージョンをインストールする前に、まず旧バージョンをアンインス トールしておく 必要があります。

Django のインストール

3 通りの簡単な方法で、Django をインストールできます:

常に使用している Django のバージョンと一致するドキュメントを 参照するようにしてください。

上に挙げた選択肢のうち、最初の二つを選んだ場合は、ドキュメントを読む際 に「 開発版で登場した機能です 」とマークされた部分に気をつけてくだ さい。この文は、開発版の Django でのみ利用可能な機能をマークしています。 そうした機能は、公式リリースでは動かないでしょう。

確認

Django が Python から使用できるか確認するために、シェル上で python と 入力します。 Python プロンプトの中で、 Django を import してみます:

>>> import django
>>> print django.get_version()
1.4

以上です!

これだけです。さあ、 チュートリアルをやってみましょう.